【 家庭運(人数 】
【 人数・・・家庭運と20歳代までの運勢・その1 】
姓の下の字と名の上の字の、それぞれの画数をプラスした数が人数(家庭運)です。
吉田 昌功・・・・私の場合ですと「田」と「昌」の画数を合計した数です。
これが何故、家庭運を示すかと言いますと姓名を全生命と見た場合、人数は命の中央に
当たり、人生の中核となるものです。人生の中核となるもの・・・・それは家庭です。
家庭における自分の縁、それは生まれた瞬間から親との縁が発生します。そして兄弟・
姉妹の縁へと発展していきます。家庭運が、人生の中核をなすものであることは容易に
理解できるところでしょう。
またこの家庭運を支配する人数は年令としては、その人の幼少から20歳代の運命を支配
します。女性にとって、最も重要視しなければならないのが、この家庭運です。
結婚して他家へ嫁ぐ女性にとって、ご主人となられる男性との縁、やがて生まれる子供
との縁、これが吉と出るか凶と出るかによって、女性の人生の倖・不幸が決定されると
言っても過言ではないのです。
私は、女のお子さんの名前を命名する時や、嫁入り前の娘さんの改名を頼まれた場合
この家庭運に一番気を使います。極端なことを言えば外数や総数は平凡でもいいのです。
未婚の女性に必要なのは人数(家庭運)と地数(自己運)だけです。
何故ならば、女性は結婚すれば姓が変わってしまうからからです。
『 あなたが娘さんなら・・・・』
結婚して姓が変われば、一般的に人数も変わります。だから、娘さんの場合はそれほど
重要視する必要はないのではないかと考える人がいます。これは大変危険な考えです。
先に述べたように、ここの数は幼少時から20歳代までの運勢に強く働きかけます。
したがって、ここの数に凶数を持っていると、婚期を控えた女性にとって結婚は縁遠く
なってしまいます。
ハイ・ミスとして淋しさを味わうこと必定です。かといって、無理に結婚してみても
その縁は平穏無事にはおさまらず、悪い夫か、不幸の罠に落ち、苦しみ続けるという
ことになるのです。
『 あなたが妻になったら・・・・』
結婚すれば、殆どの人が人数も変わります。家庭の主婦にとって家庭が最も大切なことは
説明するまでもありません。もし結婚してあなたの人数に凶数があったら、たとえご主人と
死別しないまでも、睦まじい夫婦の間は乱れ、憎しみ合い、お互いに傷つけ合って別離に
至ることになります。
また、子供に恵まれないとか、子供に恵まれた場合は、お子さんとの関係がしっくりいかず
年をとるにしたがって孤独に苦しむ結果になります。もし、ご主人と死別するようなことに
なれば、残された貴女の苦労は、説明するまでもないでしょう。
更に、夫婦親子の関係だけでなく、家庭的でないという欠点もあって、貴女は義理のある
家人とも、みにくい争いを繰り返すことになるでしょう。
もう一つ考えられる事は、あなた自身が不治の病にとりつかれ、家庭を暗くすることです。
以上、悪い場合をみてきましたが逆に人数に吉数がある場合、貴女は、ただご主人の大きな
胸にしっかりかじりつき、平穏な毎日をつつましく送ればよいのです。仮に、ご主人が少々
脱線しても、必ず家庭に戻ってきます。また良い子供にも恵まれるでしょう。
目立たず、マイペースで暮らしていけば、晩年は更に幸福に恵まれていくのです。
ところで、吉数を持つ女性に油断のできないことが一つあります。
この家庭運に、吉数を持っていても、強すぎるといわれる数を持った場合、強すぎるが故に
結局、あなた自身がその家庭を支えていくということになる場合があります。吉凶紙一重と
いうことを知っておいてください。
【 人数(家庭運)と20歳代までの運勢・その2 】
★ 貴女の恋人・ご主人はどうか
家庭とは、あなた一人で構成できるものではありません。そこで貴女のご主人の家庭運が
あなたの運勢に影響してきます。
未婚の女性にとっては、結婚しょうと考えている相手(恋人または見合いの相手)の家庭運
を、しっかり見極める必要があります。一家のご主人の家庭運が悪いとどうなるのかを考え
てみましょう。
男性が人数(家庭運)に凶数を持った場合、一家の柱となるべき力を失うか、保持すること
ができないことになります。
例えば、9画を持ったとします。9画は家をほろぼし、合わせて身体をそこなう数ですから
とても一家を支えていく力はありません。病気・家庭内の不和・離別・孤独といった方向に
進むことになるのです。
未婚の女性は、相手の男性の家庭運をまず調べ、そして貴女が相手の家の姓に変わった時の
あなた自身の家庭運を調べてみることです。そこに凶数が出ていれば一考を要します。
相手先の家庭内での苦労が充分予想されるからです。
愛情は育てたり、高めたり、あるいは壊れたり、さめたりしますが運命は宿命的に働きかけ
てくるものです。「運命」についての配慮をすることも、欠かすことのできない愛情である
ことを忘れないで下さい。
次に結婚後の人数(家庭運)について、具体的に説明しましょう。
★ 薄幸離別の運
次に出てくる14種の画数を女性が家庭運に持てば(結婚してから名前が変わってからも)
不幸になる人たちです。妻としては薄幸離別の運勢です。
● 人数に2・12をもてば
子供はなんとか育てていきますが、夫とは死別または離別する暗示があります。中年で
金銭的な苦労があります。晩年になって、せっかく苦労して育てた子供にそむかれて
淋しい晩年を送ることになります。
● 人数に4・17・27・40をもてば
結婚しても夫と気質が合わず色欲の悶着で苦しむ暗示があります。夫の他に男をこしらえ
て果ては家を追われる破目になるという女性が、この画数から出ます。また、夫は夫で
浮気などで身をもちくずし、社会的な信用を失って金銭的に苦しみます。
● 人数に9・14・44をもてば
事故・遭難の暗示があります。このために体が不具になれば、家庭は健康な主婦を失って
たちまち不幸になります。中年を過ぎて夫が体力を失い、そのために経済的に苦しくなり
ます。子供に恵まれることは少なく、絶えず泣くことの多い日を送るようになるでしょう。
● 人数に26・59をもてば
夫といがみ合い、ついには傷つけ合って別れるという運命にあります。いくら奥さんが
忍耐をしても、その気持ちが夫に通じない子供にも見放されて淋しい日々を送ることに
なります。
● 人数に54・62をもてば
孤独におちこむ運勢です。家庭はバラバラになり、夫も家を離れていきます。妻だけが
細々と家に残って暮らすという不運数です。
● 人数に36をもてば
夫の道楽や浮気に苦しめられます。その上、自分の虚栄の強さにもわざわいされて自滅
していく画数です。
【 人数(家庭運)と20歳代までの運勢・その3 】
『 わが身が家庭を亡ぼす運 』
次に出てくる六種の画数を家庭運(人数)に持てば、自分の欠点と悪い画数の影響によって
不幸を招くという運勢です。
● 人数に7・22・34をもてば
気が強すぎて夫を亡ぼし、ついには家庭まで不幸に追い込む画数です。いくら他人の
忠告を受けても、運命に操られているので、それを聞き入れることが出来ないのです。
● 人数に10・20・50をもてば
病気にかかる暗示があります。妻が病気にかかれば家の中が暗黒になります。夫は働く
気力を失い、子供は陰気なかげりをみせて、なんとも救われない運勢となります。
『 夫と子供につくして幸運 』
この種の画数を家庭運に持つ運勢は、吉と凶が入り交じっているので、結果的には晩年
になって凶が強く働きかけて淋しい老後を迎えることになります。少し良いことがあって
も長続きせず、すぐ失意がやってきます。特に家の者とのいざこざで苦労します。
夫をはじめ、まわりの人がすべて貴女に対し感情的で、良いときがあるかと思えば急に
冷たくなったりでムラがあります。
● 人数に28・46・49・53をもてば
じっと辛抱して夫に尽くす以外ありません。また子供が成長してから、あなたの運勢を
良い方向に変えてくれることもありますから、子供は大切に育てるようにする事です。
『 妻としては強すぎる 』
● 人数に19・43をもてば
この数を家庭運に持つと、女性としては強すぎて凶数の部類に入ってしまいます。
しかし、これは逆転の運を秘めているので、じっと耐える精神力があれば、自分の手で
良い家庭を築くことが出来るでしょう。危険な要素というのは、男性に対して情熱的に
すぎるという点です。情火で身を焼きつくす恐れがあるので要注意です。
また思わぬ事故・災難が狙っているという運命なので、十分な注意を欠かせません。
どのみち薄倖的な要素が含まれた数ですから家庭の主婦としては避けがたい画数です。
『 働いて幸福を得る運 』
次に出てくる画数を家庭運に持つ女性は、とても働き者です。じっとしていることが嫌いで
共稼ぎして夫を助けるタイプです。子孫にはよい子が恵まれ将来が楽しみです。働いて家庭
を築きあげる運といってもよいでしょう。
◎ 人数に3・32・52をもてば
妻として最高の画数といえます。家庭に入って、自分が先頭に立って家のために働き家を
盛り立てます。子供はこの母親を見習って、勤勉でたくましく育ちます。ただ、あまり
働きすぎて体をこわさないことです。
● 人数に8・13をもてば
この人もよく働きます。しかし同時に派手好きで乱費ぐせがありますから、この点で
ちょっと夫泣かせのところが出てきます。社交的で、誰とでもつき合いますから人の
出入りが多くなるでしょう。
【 人数・・・家庭運と20歳代までの運勢・その4 】
『 貯蓄によって幸福をつかむ運 』
次の画数を家庭運に持つ女性は大変やりくりが上手で、うまく夫を助けて、財を築きます。
夫が少しぐらい乱費にても、実に上手に経済的な手腕を発揮して、いつの間にか預金を
どんどん増やしていくというわけです。
◎ 人数に5・6をもてば
いずれも世話女房タイプです。世話好きで、何事によらず積極的に人の中へ飛び込んで
いくので人に好かれ夫の事業を側面から助け成功へ導きます。その上、自分から進んで
貯蓄に励むので、ますます生活は向上します。
子供も立派に育て、家庭は円満です。ただ欠点と言えば、あまり積極的に過ぎるので夫
が閉口する面があることです。妻としてはAクラスで、晩年も平穏で豊かな暮らしに
恵まれるでしょう。
◎ 人数に24をもてば
特に最高クラスの妻となれます。経済的手腕にすぐれ、義理は欠かさず、無駄な浪費は
一切しない節約家です。夫を最高の出世へ導き出すこと間違いなしです。
『 良妻賢母として幸福になる運 』
次の画数を家庭運に持つ女性は、良妻賢母型といえましょう。夫によく仕えて夫の力を引き
立てて出世に導き、また母としては子供の育成、教育面でも立派にその任を果たします。
◎ 人数に11・21・45・51をもてば
内助の功によって、夫に社会的な名誉を得させます。晩年は子供や夫に大事にされて
幸福そのものの余生を送れるでしょう。注意することは教育ママ的なところがあります
ので子供を型にはまった個性のない人間にしないため、豊かな人間性を学ぶようにする
ことです。
◎ 人数に15・23をもてば
これも良妻賢母型の代表的タイプの女性です。頭もよく、夫に心からつくして、子供を
理想的に育てます。したがって夫は、自分の仕事に打ち込めるというわけです。
晩年は夫と共に倖せに送ることができるでしょう。この人の欠点は、あまり利口すぎる
ので少し冷たさを感じさせることです。幅広い人間味を持つようにしてください。
『 可愛い女房として幸福な運 』
次の五種類の画数を家庭運に持つ女性は、可愛らしくて女らしいのが特徴です。夫に愛され
大事にされるという得な女性です。黙々と夫にしたがい、家庭をしっかり守って、子供を
大事に育てます。晩年には夫や子供に大切にされる幸福な運勢です。
◎ 人数に13・35・41・47をもてば
夫を倖せにできる人です。女房にするなら、この画数の女性に限ります。コツコツと
働き、黙々と家庭を守るタイプです。子供に対してもやさしく上手に育て、立派に社会
に役立つ人間に育てます。晩年運も万点です。
◎ 人数に16を持てば
この人も、同じように幸福に恵まれます。13・35などの人と違う点は性格的に勝気
であるため、家庭内だけに閉じこもることでは満足しないでしょう。
独創性に富んでいますから、自分のやりたいことをやっても家庭との両立を上手にやって
のけるでしょう。思い切って自分の道を進んでも、十分その力を発揮するはずです。
【 人数・・・家庭運と20歳代までの運勢・その5 】
『 我慢して幸福になる運 』
次の画数を家庭運に持つ女性は、じっと我慢して頑張り最後は幸福を掴むと言った運勢です。
お人好しで、人にだまされたり中傷を受けたりもしますが、これも、やがては幸福となって
返ってくるのです。
◎ 人数に18・37をもてば
この人は、夫となる人が人間的に未熟なために苦労することがありますが、それも若い
うちだけですから、辛抱していれば、やがて幸福が舞い込んできます。
少し神経質な面がありますので、クヨクヨ考えないで、のんびりした気分で家庭を守って
いればよいのです。晩年の幸福が待っています。
◎ 人数に42・49をもてば
この人は、とかくロマンチックな夢を見るタイプで、結婚生活にも甘い夢を期待します。
しかし、その夢が破られたとしても絶望しないことです。一日も早く現実をみつめ、結婚
生活も現実的な人間生活と変わりないことを悟って、辛抱強く本当の倖せのくる日まで
待つことです。
必ず幸福がめぐり来る強い運を持っているのですから。子供には恵まれて、晩年は最好で
平穏無事です。
◎ 人数に25・38・48をもてば
この画数の人は、個性的な女性が多いので、若いうちは夫と派手に衝突することが多い
でしょう。自我を押さえ、家庭の和を計っていけば、よい子にも恵まれて最大の倖せを
手に入れることが出来る運勢です。なるべく、家庭を守ることに専念して、外に職業など
持たない方が倖せになれます。
『 己を知って幸福を得る運 』
次の画数を家庭運に持つ女性は、セルフコントロールのいかんによって、倖せにも不幸にも
なる運命にあります。何故なら、これらの数は特殊な画数だからです。自分の運勢をうまく
操縦できる人は倖せを掴みますが、操縦を間違えますと幸運は逃げていってしまいます。
◎ 人数に29をもてば
この人は、もし職業を持っていたとしたら仕事は捨てて家庭に入るべきです。
確かに優れた才能を持っていますが、むしろその才能を育児・家庭に向けた方が倖せを
掴めるのです。子供は社会的に認められる才能を発揮するようになるでしょう。
◎ 人数に30をもてば
この人の場合は、逆に仕事をした方がよいでしょう。家庭と仕事を両立させるだけの
才能を持っているからです。しかし、これも相手次第ですから、夫となる人と納得づく
で結婚し、仕事に理解のある人を選べば家庭も円満、才能も伸ばせるという幸運を掴む
ことができます。
◎ 人数に33・39をもてば
この人は、よい意味でのカカア天下です。とにかく気の強い女性がこの画数です。
同じカカア天下でも、明るくてカラッとした陽気なカカア天下であってほしいものです。
晩年は、夫に感謝されて幸福になれます。
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