良い名前の付け方
               


            
 【良い名前のつけ方十ヶ条 】

  1.陰陽の配列を、良好に組み合わせること。
  2.人数・外数・地数・総数の画数をすべて吉数にすること。
  3.名頭に3・5・9・13・15・19・23画を使用しないこと。
  4.姓頭と名頭の字画を同数にしないこと。(天地総同数は更に大凶)
  5.五気の組み合わせを良好にすること。(生年月日に合っていること)
  6.存命中の両親の名頭を子供の名頭に使用しないこと。
  7.災禍を招く「漢字」を名頭に使用しないこと。
  8.女性名に地数(自己運)に7画・17画は大凶。(後家相名)
  9.女性名に「濁音」の発音をもつ名はさけること。(後家相名)
 10.女性名に「ん」で終わる名前を使用しないこと。(後家相名)


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【良い名前のつける方法・1】
  
 上に記載した姓名学の要点に留意すれば、だいたいにおいて準理想的な名前がつけられます。

 ではもう一歩すすんで、どうして良好の名前を選ぶか、その方法を説明しましょう。
 これは、姓名学のもっとも常識的な、やさしい解りきったことであり、そして秘訣
 ともいえるものですから、よく心得ておいてください。


 たとえば、名前を太郎としたいとき・・・・・太郎は2字とも偶数で陰陰の配列に
 なり五気は火・火の悪い組み合わせです。


 そして太郎(地数)は合計14画の凶数になっていますから、自分自身が、いつも
 縁の下の力持ちで、他人から利用されたり、おだてにのせられては、バカをみる
 自己運のない損な画数ですし、そのうえ親縁・子縁もうすい名前です。


 これを少しでも良くするのには、この画数を吉数にして陰陽の配列がととのうように
 すれば良いのです。そのためには「郎」の字を「朗」の字に置き換えることです。


 この両方を比較すると次のようになります。

  4  10=14画(凶)       4  11=15画(吉)
  ●  ●・・・・不良   ⇒    ●  ○・・・・・良好
  太  郎               太  朗

 上記のように、はるかに良くなりますが、五気の火・火はどちらも同じで、これは
 名前を改名しないとどうしょうもありません。
 しかし、「郎」を「朗」と僅か1画の差によって、ずっと良好になっています。

 地数が良くなることは、年齢的にも40歳代の幸運を意味しているのですから
 自分が損をするのと、40歳代の不運と幸運との別れ道が、たった一字一画で
 左右されることになるのです。


 二郎の場合も同じです

  2  10=12画(凶)        2  11=13画(吉)
  ●   ●・・・・・不良   ⇒    ●  ○・・・・・良好
  二   郎                二  朗


 
 ところが、三郎となりますと反対に三朗のほうが悪い結果になります。

  3  10=13画(吉)       3  11=14画(凶)
  ○  ●          ⇒    ○  ○
  三  郎                三  朗

 名頭の3画は親縁子縁に欠けますから、両方とも避けるべきですが、両方を比較
 してみると三朗より三郎のほうがいささか良い、ということになります。


 このように、おなじ発音の名前でも、その使用する字によって、良くもなれば
 悪くもなるのですから、注意しなければなりません。
 名前を付けるときは辞典をひいて、同じ発音の字を、うまく選び出してください。
 




 【 良い名前をつける方法・2 】
  

 ★ 同じ名前の呼び方でも漢字が違えば運勢も大きく異なってきます

 「正夫」に例をとってみましょう。
 正夫のどこがいけないのか、このメルマガを購読していただいている読者には
 もうすでに、おわかりのことと存じますが・・・・・・正の字は5画で、3・5・9画
 にあてはまりますから避けましょう。


 配列は5画・4画の陰陽ですから、これは良好の配列のようですが、名頭の5画は
 以前に説明しましたように姓名の全部を陽とみますから結局は配列不良となり、そのうえ
 合計数の9画は凶数ですから駄目です。


 また五気が正は金、夫は水ですから、金−水の組み合わせ不良です。
 ここで正の字を、政の字に置き換えてみましょう。


 「政夫」の政は8画ですから、配列が陰陰となり不良です。
 画数は8と4で12画これも凶数です。五気は正夫と同じく金−水で不良の組み合わせに
 なります。
 ただ名頭5画が8画になっただけの相違です。そこで今度は政男にしてみましょう。


 「政男」の男は7画で火の性ですから、五気の組み合わせも、配列も、画数もぜんぶ
 良くなりました。

 以上の三つを比較してみると、よくわかるでしょう。
 この他に雅夫・雅男・政雄・正雄・昌夫などたくさんあります。


 雅夫は木−水・雅男は木−火・政雄、正雄は金−土・昌夫は金−水で五気の組み合わせが
 不良となります。


 雅雄は木−土で五気の組み合わせは良いが、12画・12画の陰陰で配列が不良となります。
 そうしますと「まさお」のうちでは政男がいちばん良好だという結果になります。


  【正 夫】
   画数 5+4=9画(凶) ・ 配列 ○○(不良) ・ 五気 金−水(不良)

  【政 夫】
   画数 8+4=12画(凶) ・ 配列 ●●(不良) ・ 五気 金−水(不良)

 【政 男】
   画数 8+7=15画(吉) ・ 配列 ●○(良好) ・ 五気 金−火(良好)


 もちろん、姓の如何によっては、政男でも尚、いけない場合が生じますが、名前だけをみた
 場合には政男が最良ということになっています。

 命名や改名で「まさお」という呼び名が気に入って居られる場合は上記のように漢字を
 いろいろ組み替えることによって良好な名前に変わることもありますので、よく辞典を
 みて研究してみて下さい。




 【 良い名前をつける方法・3 】

 「ゆみ」または「ゆみ子」について、研究してみましょう。
 「ゆみ」は3画・3画で陽陽の6画です。画数は吉数ですが名頭の3画が気に入りません。
 「ゆみ子」なら3・3・3と全部陽で、合計9画の凶数になって、さらに悪くなります。

 これを漢字に「弓子」にしたら、どうなりますか?
 弓は3画・子も3画で「ゆみ」と配列も画数もすべて同じになります。
 では「祐美」「裕美」「由美」を比較したら、どれがよいでしょう?


   10 9・・・・・・画数19画(凶)
   祐  美
   ●  ○・・・・・・配列・良好
   土  水・・・・・・五気・不良

   
   12  9・・・・・画数21画(吉)
  裕  美
    ●   ○・・・・・配列・良好
    土  水 ・・・・・五気・不良


    5   9・・・・画数14画(凶)
    由  美
    ○   ○・・・・配列・不良
    土   水・・・・五気・不良

 上記を比較するとズバリ「裕美」が最も良く「由美」が最低の名前であることが
 わかるでしょう。

 
 この裕美と祐美に「子」をつけますと下記の通りです。

   12  9  3・・・・・画数24画(吉)
    裕  美 子
    ●  ○  ○・・・・・配列・不良
    土  水  金・・・・・五気・不良


   10   9  3・・・・・画数22画(凶)
   祐  美  子
   ●  ○  ○・・・・・配列・不良
   土  水  金・・・・・五気・不良

 画数は、やはり祐美子の22画は凶数、裕美子の24画は吉数で、これは2名と
 変わり有りませんが、多の配列と五気をみますと、せっかく良かった裕美が下に
 子が付いたために、かえって少し悪くなります。

 以上を綜合してみますと「裕美」がこの中ではもっとも良いことになります。

 もちろん、この場合も五気不良、裕美もいけないのですが、しかし、名前に関する
 かぎりでは、裕美がほかのどれよりも良好な名前である、と言えるのです。

 姓名学の常識のない人は、この裕美を選ばないで、由美・祐美にしたり、折角の
 裕美を選びながら裕美子と、よけいな「子」の字をつけたりして、さらに悪く
 しがちなのです。

 まったく、何事についても言えることですが、知らない、ということや常識がない
 ということほど恐ろしい事はありません。

 掴めるはずの幸運を逃したり、慌てなくてもすむ事故にあったり、健康が病気がち
 になったり、長寿が短命になったりするのです。


 【良い名前のつける方法・4】

 女性の名頭に「まさ」、をつける場合を研究してみましょう。
 「まさ」には、正・政・雅・昌などがありますが、正は5画ですから当然避けるべき
 ですから、ここでは問題外にします。そしてこの字の下に、子・世・代をつけて比較
 してみましょう。


 (1)

 8   3=11(吉)   8   5=13(吉)       8  5=13(吉)
 政  子         政  世           政  代
 ●  ○・・・(良)    ●  ○・・・(良)      ●  ○・・・(良)
 金  金・・・(不良)  金  金・・・(不良)    金  火・・・(良)

 画数・配列は、三つとも良いのですが、五気の組み合わせが、政子・政世は金の性が
 重復していますから不良です。
 政代は金−火の組み合わせで、三拍子そろった最良の名前になっています。


 (2)

   12 3=13(吉)  12  5=17平凡→凶  12  5=17平凡→凶
 雅  子        雅  世            雅  代
   ●  ○・・・(良)  ●  ○・・・(良)       ●  ○・・・(良)
   木  金・・・(良)  木  金・・・(良)       木  火・・・(不良)

 雅子が最良で政世は17画平凡数ですが、女性の17画は後家相名で凶になります。
 政代も17画で五気が木−火の組み合わせのため不良となっています。
 

 (3)

 8  3=11(吉)    8  5=13(吉)     8  5=13(吉)
 昌  子         昌  世         ◎昌  代
 ●  ○・・・(良)    ●  ●・・・(良)      ●  ○・・・(良)
 金  金・・・(不良)  金  金・・・(不良)    金  火・・・(良)

 昌子・昌世はともに五気の組み合わせが金−金であって不良です。
 昌代は金−火の組み合わせで良好、他の画数・配列も良好ですから昌代が最良です。


 以上三つを研究してわかったことは

 1.政の字を使用するときは・・・・・政代
 2.雅の字を使用するときは・・・・・雅子
 3.昌の字を使用するときは・・・・・昌代

 以上の三つがもっとも良好の結果になることです。

 ここで注意しておきますが、「まさ」と仮名にしますと「ま」は水の性
 「さ」は金の性で、その組み合わせは水−金で不良となりますから、仮名書きの
 「まさ」「マサ」はどちらも避けた方がよいことになります。


 姓名学鑑定では、当用漢字の略字は使用しません。というのは、昔から実在した
 人名によって統計を出していますので、どうしても正漢字の画数でないと鑑定が
 できないのです。

 姓名学を研究するには、この正漢字をよく知っていなければなりません。
 辞典をひくときも、正漢字の画数が乗っている辞典でないと、役にたちません。

 たとえば成という字は正漢字の7画で計算しますから、盛は12画・誠は14画
 になります。

 臣の字は6かくですから、賢は15画・蔵は18画になります。者の正漢字は
 者に点がついて9画ですから、都は12画・煮は13画・賭は16画です。

 これを誤りますと、鑑定の結果が狂います。
 姓名学では、こういった正漢字のむずかしい字を使用しますから、たとえ、広と
 いう字が使用されていても15画の廣の字として鑑定しなければなりません。

 浜は濱の17画・神は10画・気は10画・働は13画・寛は15画・竜は16
 画というように、ぜんぶ正漢字の画数によって計算することになっていますから
 この点を間違いのないように注意して下さい。



  
    【なぜ正漢字なのか?】

 あなたはクサカンムリを何画で数えますか?3画?4画?6画?またサンズイは何画でしょうか?
 クサカンムリは語源では6画ですが正漢字では4画になります。またサンズイは正漢字では3画ですが
 流派によっては、水をあらわすから4画だという説もあります。また「郎」のオオザトは邑になり14画
 で普及されてきました。しかし、これは語源を示したにすぎないのです。語源で画数を計算するなら
 文字全体を語源でみるべきでサンズイ3画・クサカンムリ4画等は正漢字の画数です。
 一部分だけを語源で計算するのでは全く理屈に合いません。
 
 「統計数理姓名学」では略字・俗字などは使用しません。たとえ使用してもその鑑定・選名などはすべて
 正漢字によります。何故かといいますと正漢字によって統計をとっているからです。

 姓名学の鑑定には正漢字(旧漢字)で画数を数えるのが正しいのです。
 
 何故かと言いますと文字は大きく分けて表意文字と音表文字の二つがあります。
 A・B・C・D・・・などは音表文字で字一つ一つには何の意味も持っていません。
 ところが私たち日本人が使っている漢字は表意文字で一つ一つの字に意味があり
 語源の原形を持っております。そこで漢字は象形文字とも呼ばれています。
 
 象形文字には字の形の成立に深い意味と、形体上の理由とがあって、その理由が
 文字の神秘性を支えています。ですから字は象形文字としての意味がある正漢字を
 使用します。
 正漢字の画数は変化しませんが、画数の多い正漢字は、いつ略字にされるかわかりません。
 「政府によって略字にされたから画数が減った、吉数だったのが凶数になった、そのため
 運勢が狂ってきた」なんてことは絶対にあり得ないのです。
 
 インチキ姓名学では正漢字も略字も俗字もゴッチャにしている派もありますが、
 こんなのは問題になりません。
 
 「広」と書いてもかまいません。しかし、その効力は「廣」の十五画にあることには
 絶対に変わりはないのですから、この点は誤解のないようにして下さい。
 辺・関・実・鉄・栄・寛・などと書いても一向にかまいません。ただし画数は正漢字によって
 計算するのだということを覚えておいて、いささかの不安も疑問もないようにしてください。

 当、東洋運命学会の「統計数理姓名学」はすべて正漢字で統計をとっているからです。


【 姓名の神秘性 ・1】

 辞典を見ますと「万物は宇宙間に存在するすべてのものなり」と出ています。
 この万物はいずれもそれぞれに異なった名称を持っています。
 
私たちの周囲を見ても名称のないものは何一つありません。
 そしていずれもが、それにふさわしい名称を持っていることは面白いこと
 だと思います。

 宇宙という響きは、広い無限な神秘性をもっていますし、太陽は天体に
 君臨する王者として相応しい響きをもっています。
 月・星・地球・動物・山・川・木・草・家・洋服・着物・靴・下駄
 天国・地獄・極楽などの響きも実にピッタリです。

 このようにして、その物とその名称とを比較研究してみますと、あらゆる
 物が、それに適した響きの名称を持っていることに気がつきます。

 犬・猫・牛・馬などの名称も、その体躯・動作・性質などを上手く表して
 います。これを反対にしてみたらどうでしょう。

 犬を猫と呼び、牛を馬と呼んでみます。今までの耳に馴れた先入観や
 習慣もあるでしょうが、犬を猫と呼んだのではぜんぜんその感じが
 違っています。馬を牛と呼ぶと体格や性能から受ける感じが、どうしても
 チグハグになります。

 これらの名称は、誰が付けたのか知りませんが、その人はおそらく
 頭脳明晰で神経の鋭敏な、そしてイメージの豊富な人だったに違いない
 と思います。

 そして、これらの物は、その性や質などによって更に分類され、各個
 別々の名前を持つようになりました。
 
 私たち人類も同じで、姓をもち、その男女の別によって、男は男らしい
名前、女は女らしい名前を持つようになったのです。

 「姓は性なり」「名は体をあらわす」などの言葉は実に至言というべきです。

 このようにして宇宙間に存在する万物の霊長ともいわれる人間は、特に
 ふさわしい、良い名前を持たねばなりません。
 名前を番号札や符丁などのように軽視することは人間の価値を自ら低下する
 ものであって根本的に、この考えは是正されなければならないと思います。

 「あなたは一生涯、病魔から逃げられない」

 「あなたは事故にねらわれている」

 「あなたには不運がつきまとっている」

 もしも、あなたの名前が、こんな名前だったらどうしますか?

 「どんなに働いても苦労の絶え間がない」
 
 「妻に縁がない。両親に縁がない。子供に恵まれない」

 もしも、あたなの名前が、こんな名前だったら、あなたは、いったい、どうしますか?

 「赤ちゃんが生まれたんですって!それはおめでとう」

 だが、ちょっとお待ち下さい。赤ちゃんに、そんな名前をつけたら大変!
 健康になれません。事故に遭います。結婚に恵まれません。あなたと縁がありません。

 「そんな馬鹿な、そんなことがあるもんか」と力んでも、統計的にそういう名前
 だから、どうにも仕方がないでしょう。

 毎日の新聞紙上に出ている事故死亡者、自殺者、犯罪者などの名前が、みんな
 統計数理姓名学にピッタリあてはまる名前ばかりなのです。

 よい姓名の人は、絶対に事故死にあいません。
 健康で、家庭円満、資産、名声、地位、子宝、長寿に恵まれます。

 こんな重宝な名前があるとしたら、誰でもつけたくなるでしょう。
 これが新しい姓名学なのです。

 この世の中から悪い姓名を追放して、みんなが良い名前をつけたら、どんなに
 明朗な暮らしよい平和な生活が出来るかわかりません。

 それを理想として研究しているのが私たちの統計数理姓名学です。

 

  
  【 姓名の神秘性 ・2】
 
 名前を見れば、その人の運勢や性格、病根などを鑑定することができます。

 ということは名前によって、その人の運勢や性格、病根などが決定づけ
 られている、ともいえるのです。昔から今日までに実在した人の名前と
 その人たちの運勢、性格などについて数理的に統計を作ったとします。

 同じ系統の名前の人、1000人のうち、995〜999人の運勢、性格
 その他が類似していたとすれば、これは決して偶然の一致とはいえない
 でしょう。これは一種の数学であり、科学であります。

 子供が生まれると、両親はその名前に頭をなやまします。子供の幸福を
 祈って、なんとか「良い名前」をつけようと努力するのは当然のことです。
 これも親の愛情でなければなりません。

 しかし、両親に姓名学の知識がなければ、どんなに四苦八苦して考えてみ
 ても、どうにもなることではありません。稀には欠点のない名前をつける
 こともありますが、それは偶然のことであって10人の子供を10人とも
 良い名前にすることは不可能に近いことです。

 たくさんの子供のうち、「一人や二人はグレたのがあっても当然だ」という
 人もいますが、それこそグレるのが当たりまえの名前がついているのです
 から、やはり、これも親の責任といわなければならないでしょう。

 「たくさんお子供がいれば、一人や二人欠けてもしょうがない」という人
 もいます。これもやはり姓名学上からみて、早死にする名前がついている
 から早く死ぬので、そんな悪い名前をつけられた子供のほうこそ、大変に
 迷惑なことです。

 「姓名なんていうものは符号だから、何でもかまわない」という人に限って
 ロクな名前をもっていませんし、これほど無責任なことはないのです。
 自分の名前だけならまだしも、可愛い子供にも奇妙な名前をつけて得意に
 なっているのですから始末におえません。

 横に一本棒をひって一(はじめ)と読む人がありますが、これは数字の一で
 ものごとは一から始まるという意味から一を(はじめ)と読ませるのでしょう。

 私の知っている名前で、この横の棒が縦になっている人がありました。
 縦の棒もアラビア数字の1ですから、やはり(はじめ)と読むのかと思ったら
 そうではなく、これは(すすむ)と読んでいました。

 上から下に引いた線ですから(おちる)とでも読むのなら解りますが(すすむ)
 とは、どうしても読めません。姓の下に点を一つ打った名前も見たことが
 あります。これは(おわり)と読んでいました。

 これらは男の名前だから、まだ我慢もしますが女の名前にこんなのがあったら
 どういうことになるでしょう。年頃になって恋愛でもするようになったとき
 のことを考えてご覧なさい。

 ところが実際に、こんな符号みたいな名前が有ったのですから驚きました。
 実在の人ですから、ここでは仮に「西村ゝ子」しておきましょう。

 「西村チョン子」なんと可愛そうな同情すべき名前ではありませんか。
 誰が読んだって、可笑しくなるに違い有りません。

 どうしても両親が悩み苦しんでもでも良い名前選ぶことが出来なかった場合
 知人や上司に頼んで名づけ親になってもらう人もいますが、これは親として
 無責任です。何故なら、自分の大切な赤ちゃんの一生涯を決定する名前を
 姓名学の知識もない人に他人任せで頼むからです。
 
 赤ちゃんの一生涯の幸福を真剣に願うのであれば、親の責任によって先ず
 姓名学を勉強するか、姓名学を会得した人に頼むべきです。

 姓名学は八卦や占いや迷信ではありません。姓名学統計数理は古くから研究
 されていた立派な学問です。

 ★  良い名前の三原則をしっかり勉強して姓名学上良い名前をつけましょう。

 
 @ 姓名の陰陽を整えること。

 A すべての画数を吉数にすること。

 B 五気の組み合わせを良好にすること。
  (生年月日に合っていること)

 以上三つを必ず守って命名・改名をして幸多き人生を送りましょう!


                    【END】