画数の吉凶      陰陽の配列  命名の注意事項
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姓は性なり

私がが姓名学を学んでいた時の実話です。
先生の友人K君は大ブルジョアで、広壮な邸宅に住み、女中さんも十数名使用しているまことに
羨ましい結構な身分である。ただ残念なことには、夫婦の間に一人も子供のいないことくらいで
どんな医者にかかっても、どうにもなならいことだった。


女中が十数名もいると、不愉快なことが起こりやすい。その中に誰か手癖の悪いのがいるらしく
女中たちのお白粉や口紅などがときどき紛失した。この程度なら、なだK君の心を悩ますことは
なかったのだが、これがいつのまにやら、K君や奥さんの被害にまで発展していった。
 
K君の洋服のポケットから一万円札が抜き取られたり、奥さんの指輪が紛失したり、こういう事件が
十日に一回から、週に一回、五日に一回というように、だんだんとヒンパンになってきてはK君夫婦
も黙っているわけにはいかなくなった。女中の一人一人をそのたびに夫婦でききただしてみたが
いずれも「知らぬ、ぞんぜぬ」で、いっこうにラチがあかない。
 
こまりかねたK君が、ある日、先生のところへ相談にやってきたのである。「名前で性格がわかるのなら
手クセの悪い名前っているのもわかる道理だが、どうかね?」といってK君は用意してきた女中の名前を
列記したメモを渡した。先生はそれを受け取ると、たんねんに一人一人の名前を鑑定していった。
そして、その中の一つの名前にX印をつけてK君に渡した。そして先生は「だがね、君、何も証拠のない
ことなんだから、一応この女中が怪しい、というだけなんだ。

まあ注意を怠らないように、よく様子をみることだよ。うっかり泥棒よばわりしようものなら、人権侵害だの
名誉毀損だ、なんてことになりかねないからね」
 
「なるほど。僕たち夫婦も、この女中じゃないかと、疑いはもっていたんだが、君のいうように、現場を
見たわけでも、証拠をつかんだわけでもないから、どうにも、しょうがなかったんだ。
なにか暗い影のある娘で挙動にも不審な点があってね・・・・・・やっぱり、この娘だったんだね。
だがこの名前をはっきり指摘する君の姓名学には感心したよ」「まぁあまりあわてないで、しばらく様子を
見ることだよ。証拠をつかんだうえで、善処すればいいんだから・・・・」K君はその日よろこんで帰っていった。
 
そして、それから四・五日目だった。「先日はありがとう。やっぱり彼女だったよ。ほかの女中に現場を
見られちゃってね。みんな白状したよ。すぐクビにした」という電話がきた。その後は不愉快な事件も
すっかりなくなって、女中はみんな朗らかに仲良くやっているとのことでした。
 
その後K君も先生のすすめで改名しました。まだ子宝をあきらめる年輩でもないから、そのうち
きっとおめでたの報告がくることを信じていたら、それが実現したのは改名後、わずか一年でした。
 
多くの姓名の中から、こういう犯罪者を指名することは非常にむずかしいことですし、危険なことです。
うっかりすると人権侵害にもなりかねませんから、うかつな言動はさけるべきでしょう。
 
しかし、良い名前の人は、決して犯罪者にはなれません。犯罪者は、姓名学上からみて、やはり罪を
犯しかねない悪い名前を持っているのです。こういう名前の人には、いちおう注意を怠らないようにするのが
間違いがなくてよいでしょう。
 
いままで述べた、陰陽の配列と画数の吉凶だけでは、このように犯罪者を当てることは、とてもできる
ことではありません。姓名学上、この二つだけでは、まだ半分ぐらいの確率しかないのです。
 
それには、五気による姓名鑑定法を知らなければなりません。五気について説明することにしましょう。

五気とは何か
一年は12ヶ月、これを3ヶ月ずつに区切って春夏秋冬の四季に区分します。
辞典によりますと、「五気とは温・燥・涼・寒・湿の称なり」とあります。これを春夏秋冬の四季に当てはめると
温=春・燥=夏・涼=秋・寒=冬・湿=四季となります。
 
五気はいずれも性をもっています。春は木の性、夏は火の性、秋は金の性、冬は水の性、四季は土の性。
 
私たちは陰陽の配列、画数の吉凶によって人の運勢や親子、夫婦縁などを知ることができました。
そしてこんどは、この五気によって、その人の性格や病気などを知ることができるのです。
 
まえに、私は文字は一字一字が生きていると言いましたが、ほんとうにその通りなのです。どんな文字でも、
みんなこの五気を持っていて、その組み合わせによって性格や健康などにいろんな変化や影響を与えるのです。
 
ですから私たちは名前をつけるときには、五気の組み合わせをよく研究して、女性には女性らしい組み合わせを
男性には男性らしい組み合わせを、そして健康で長寿で、人間としての一生涯を有意義に過ごせるような
良い名前を付けることに努力しなければなりません。


 【 五気に現れる性格 】 

  五気は、春夏秋冬の四季の性格をそれぞれ持っています。
  私たちの名前が春型か、秋型かなどによって自ら性格も異なり、運勢も変わってくるのです。
  人と付き合う上でも、結婚相手を選ぶ場合にも役立ちますが、なによりも自分自身を知る
  手がかりとして、この五気活用によって、あなたの性格・運勢・あるいはどんな職業に向いて
  いるかなどを研究して下さい。

  名頭の五気がより強く影響しますので、自分はどの性になるかは、名前の頭字で判断して
  下さい。例えば、数子さんは数が金ですから金の性・一郎さんは一が土ですから土の性です。

 
名前の上の五気は表面に現れる性格で、名前の下の五気は内面に持つ性格を現します。


 
★ 木の性の人の性格
  カ行の人が木の性です。四季で言いますと春に当たります。春の季節のように明朗で
  楽天的で屈託がありません。しかし猪突猛進型で、何をやっても退いてじっくり考える
  ということがなく、進む一方です。生一本で、同情心厚く涙もろい面があるのですが反面
  短気をおこして損をすることもしばしばです。

  夫としては女性関係にしまりがないのが欠点です。多情の見本のようなもので仕事は
  バリバリやるが、色事で失敗するタイプですから、木の性の男性と結婚した方は要注意
  です。また他人のおだてに直ぐ乗っていい気持ちになる傾向があるのでこれも要注意です。
  しかし、家庭運の画数(人数=姓の下の字と名の上の字の合計)に吉数がある男性は
  夫として妻を大切にする人です。

  女性の人は負けず嫌いというか、男が理屈で押し切ろうとすると理屈で返すといった強気
  なところがあります。しかし妻としては明朗で、その上しっかり者ですから家事のやりくり
  も上手で女房としては満点です。
  ただし名前の上と下が木と木の性で重なっている女性はM過激なところがあり、強すぎて
  男を喰ってしまう傾向があります。表面はおとなしくても芯は強く、男性泣かせの女性に
  なります。孝江(木木)・花江(木木)・光江(木木)・君江(木木)の名前がこれです。

  男性名は憲久(木木)・健吾(木木)・功(木木)・孝(木木)・弘(木木)・浩(木木)・
  宏(木木)などで、木木の五気の重復は理性に欠けて人の口車にのったり軽挙盲動すること
  が多くなり、自己を主張しすぎる結果他の不評を招き、木の性がより強く作用します。
  事故・怪我や病気(胃腸その他消化器)に注意すること。

  木星の人の職業は威勢のよいものに向いています。建設・土木・不動産・電気・交通関係
  印刷業など。



 
★ 火の性の人の性格
  名頭文字が音読みでタ行・ナ行・ラ行の人が火の性です。これは四季では夏にあたります。
  夏だけにこの人は、鉄火肌というか、感情を強く打ち出します。積極的なところはいいの
  ですが強情が過ぎて人との和に欠けるきらいがあります。非常な活動家ではありますが
  熱しやすく、冷めやすいという欠点があります。


  火の性の人で事業をなさる方は中途半端で終わる傾向がありますので気を付ける事です。
  感情を押さえ、一つのことをやり抜けば、成功間違いなしです。
  夫としては、ワンマンで扱いにくいところがありますから、奥さんにはおとなしい女性が
  良いでしょう。
 
  火の性の女性は非常に情熱的です。多感多情で、人情に厚く、理屈より感情で左右される
  タイプです。妻となれば、物事をズケズケと言ってのける勝ち気な女房になりますが人情
  で根は暖かい人なのです。

  ところで、名の下の文字が火の人は多情で身を焦がす恐れがありますので要注意です。
  例えば、美代(水・火)・美智(水・火)ミチ(水・火)恵里(木・火)
  ミドリ(水・火・火)などの名前の人です。
 
  職業は、根本的には自由業が適しています。サラリーマンには向いていないといった
  方がいいでしょう。政治家・ジャーナリスト・ディレクター・プロデューサー・作家など
  に向いています。建築業・貴金属商・料理店なども良いでしょう。



 
★土の性の人の性格
  名頭文字が音読みでア行・ヤ行・ワ行が土の性です。季節では春夏秋冬の土用にあたり
  四季全部に適用します。どの季節にも通じるところから協調性の有る性格です。
  悪く言えば八方美人で、自分の考えや主張を述べないところから、絶対の信頼を持たれない
  ということになります。
  性情がまことに良いのだが、気が多いというか、教育のいかんによっては物好きとなり
  何事にも手を出したり、頼まれもしないことにお節介を焼き、損をします。

  夫としては、なんとなく人当たりはいいけれど、決して自分を出さないところから腹の中が
  つかめず、しっくりしないで、やりきれない思いを抱かせます。
  陰にも陽にも属する社交性のある性格ですが、男性的な気力にはやや欠けます。

  妻としては、浪費家・乱費家です。しかし人と合わせる能力は持っているので結構家庭の
  やりくりは上手にやっています。

  土の性の人は流れる運命にあるので職業や住居が定まらず、転々とする人がいます。
  職業は学者・外交官・セールスマン・芸能関係・社交場関係の仕事などが適業となります。



 ★ 金の性の人の性格
  名頭文字が音読みでサ行の人が金の性です。四季では秋に当たります。
  春(木の性)とは正反対の性格で表面は朗らかそうな人も実は孤独な、さびしがり屋の
  タイプで過ぎてしまったことを何時までも、くよくよと思い悩みます。人情にもろく
  神経質で気の小さい引っ込み思案なところがあります。
  また、ちょっとした悲しみに打ちひしがれて、ノイローゼになってしまうような気弱な
  ところがあります。

  夫としては、温厚で家庭的ですが気が小さく、少しケチなところが欠点です。
  気弱なので男性としては物足りない感じがします。

  妻としては、大変に経済的手腕があります。情にモロイ反面、物欲が強いので金を貯める
  のが上手です。女房にするなら金の性の女性を、カネやタイコで探すべしといったところ
  です。

  照子・昌子・正江・順子など、あまり良いとは思えない名前もありますが、とにかくお金
  だけは残す人の名前です。


  金の性の人は神経が鋭敏で感情的ですから、職業は文筆を業としたり、技術的な仕事に
  適します。作家・作曲家・詩人。学術方面(理論家・科学者・医師)。事業家・芸術家・
  スポーツ関係などに向いています。




 ★水の性の人の性格
  名頭文字が音読みでハ行・マ行の人が水の性です。四季でいいますと冬に当たります。
  敏・美・文・保・博・明・繁・茂などの字が水の性ですから女性には多い名前です。

  理知的・理性的な感じを与えるのが水の性の人の特徴です。本当は暖かい心の
  人なのですが、うわべは冷たい感じを与え「お高くとまっている」「ツンとすましている」
  と見られて大分損をしているタイプです。

  この人は意外と社交的なセンスを持っており、弁舌も持っているのですが感情を
  表にあらわさず、火の性の人と対照的です。ですから、内に持っている才能を上手に
  発揮し、表現するよう心掛けてください。

  夫としては気むずかしく、冷たい感じを与えますので、奥さんの方には物足りなく
  感じられます。
  妻としては、女らしい可愛さがあり女房としては最高です。また、水の性の女性は
  肉体の方もすこぶる具合のいい人が多いのです。

  ところが、水は「流れる」意味を持っています。水は流れていれば清流ですが止まる
  時は濁水となります。従って、水の性の人は一箇所に止まらない、つまり転々とする
        傾向があります。

  水の性の人は生家を離れ、親元を離れて自立すれば成功しますが、相続人が
  水の性の名前ですと、家をほろぼすことになります。ですから相続人(長男)の
  名前には絶対避けて下さい。

  性格が感情的・冷静で鋭敏な頭脳の持ち主ですから職業は
  科学者・医師・政治家・音楽家・芸能関係・セールスマン・水商売に向いています。


● 悪い組み合わせ (その一)
から「過ぎたるは及ばざる如し」といいますが、五気が重複すると一字のときの五気の長所は、かえって
度を過ごして短所となってしまいます。

たとえば木の性が二つ重なりますと
 
木 木
の場合
 木と金なら工具などを作れますが、木と木では、そこからはなにものも出来ません。
 木の性の性格のところで述べた通り、猪突猛進型の木が重なるのですから大変に
 威勢が良く剛気です。理性に欠けて人の口車にのったり、軽挙妄動する事が多くなり
 自己を主張しすぎる結果、他の不評を招きます。

 女性の場合は、男まさりになり親の言うことなどは聞き入れず、家を飛び出して
 自立の道を歩もうとするでしょう。また浮気心が多くなり淫乱となる危険が生じます。
 
 子供の時は、元気が良すぎて、じっとしていません。乱暴な遊びをする上に大きく
 なれば冒険やスピードに興味を持ちますので、この名前の人は事故と背中合わせ
 で同居しているようなものです。交通事故・火傷などには注意してください。

 男性の名前では、孝行・義弘・幸浩・君彦・光彦・功・孝・浩・弘・宏・などです。
 女性の名前では、歌江・久江・夏江・好江・幸枝・光江・君江・義恵・などです。



火 火の場合
 火と土とか、火と金ならなにか作り出すことが出来ますが、火だけではどうにも
 ならず凶の五気になります。運勢的には「海底の石を拾うが如し」の意味があり
 外面は困難を困難とも思わず、突き進む剛気さを持っていますが、成就しない
 暗示があります。何事にも熱中したり、感情に走りすぎ、そのため短期粗暴となり
 反省を忘れて頑固、ヘソ曲がり、残酷性となります。

 とにかく無鉄砲ですので、車の運転をして不慮の事故を起こす危険が有ります
 ので注意することです。子供のうちは、大人としては目を離さないことが肝要です。

 男性の名前では太郎・哲郎・貞男・利通・智治・良男・忠男・重男・年男などです。
 女性の名前では良重・ルリ・瑠里・のり子などの名前は火・火の名前でよくありません。



土 土の場合
 私たちが使っている茶碗などは土が原料ですが、土だけでは茶碗は出来ません。
 やはり、土と火があって出来るのです。この土と土の組み合わせも凶になります。

 この組み合わせの人は外面は非常に温厚で沈着ですが、疑い深いのです。
 口と腹とが違いすぎて二重人格のようになり、無反省の八方美人として思わぬ失敗
 を招きます。不治病にもかかりやすくなります。

 物事を悲観的にみて、新しいものにはなかなか手を出しません。先取りの気性は
 乏しいのです。だが、それでいて何時も油断がつきまといますから困りものです。
 沈着に行動していながら、フト我を忘れたようなポカンとしてしまうので、やはり
 事故の危険性を常に持っています。ドライバーとしては要注意のひとです。

 男性の名前では、勇・洋・一也・一雄・英雄・育雄・安雄・などです。
 女性の名前では、亜衣・郁永・あや・あゆ・ヤエ・アヤ子・アイ子・などが土・土です。



金 金の場合
 金とは、地球上の物質に置き換えますと鉱物ということになります。鉱山から原鉱を
 掘り出してきて、別の品物に加工したいと思っても鉱物ばかりでは何も出来ません。
 火が加わってはじめて作り出せるのです。

 性格は、感情的にモロクなり、神経質の度を過ごす結果、何事にも悲観的・厭世的で
 無口陰気社交性を失い孤独を愛するため人から敬遠されるようになります。
 
 磁石の同極を近づけると反撥し合うのと同じように、金と金とでは凶を意味します。
 この組み合わせは、運勢的には「闘争」を意味します。
 外面は温厚そうですが、意外と剛気で、奮闘殺伐した荒い気性を持っているのです。
 ですから金・金の人はケガ、キズが絶えません。常に注意を怠ってはいけないのです。
 子供の場合は不良化を防ぐようつとめて下さい。

 男性の名前では、順造・正蔵・清治・昌史・将矢・政志・清市・正・晶・彰などです。
 女性の場合では、淑子・靖子・照子・信子・昭子・照世・昌枝・正枝・泉・などが
 金・金の組み合わせです。



水 水の場合
 水の性は「流れる」の意味がありますので、名前には一字たりとも使いたくない字です。
 この水が重なるのですから大凶です。
 
 水・水の組み合わせの人は、外面は沈着に見えますが疑い深く、その上、嫉妬心が強く
 なります。運勢的には「己を害し、他人を害す」というのですから是非避けたい名前です。
 冷酷で短気一徹、円満な交際に欠けます。
 
 また、この組み合わせは事故のおそれから逃れられない暗示があります。
 山の遭難事故、喧嘩による剌傷事故・水難の事故・交通事故などすべて要注意です。
 
 男性の名前では、武・博・満・博文・芳文・邦夫・茂夫・武夫・武敏・明芳・民夫などです。
 女性の名前では、明美・富美・芙美・博美・繁美・美弥・満美・文・まみ・などが水・水の
 組み合わせです。



 
 
このように二字名前で二字とも同じ五気が重複するのは、最も悪い組み合わせで、病気や怪我、事故も多くなり
性格的にも欠点の方が目立って、長所が少なくなってしまいます。
 
五気の組み合わせによる事故死の統計をみても、この重複の場合が最高率を示していますから
特に警戒しなければなりません。


● 悪い組み合わせ (その二)

 土と木の場合
  自然界では、木は土の上にあるべきですが、土と木という姿は自然の原則を犯しています
  ので、この組み合わせは凶です。
  この組み合わせの人は温厚で、非常に慈悲深く、女性には理想的な性格です。
  ですから、木と土の形ですと大吉です。土と木の形の名の人は事故に注意して下さい。

  男の名前では、一彦・英機・洋介などで、女性では一恵・由江・友紀・有加・などです。



 土と金の場合
  土の下に金があるということは、土に埋もれた金を意味します。金属が光を失って腐敗して
  いくことになります。これも事故を注意しなければなりません。
  この組み合わせの人は温厚・正直者で活動力が旺盛ですが、健康には要注意です。

  男の名前では、勇人・雄三・英二・裕之など。女性では英子・由子・和子・和枝・悦子など。



 木と火の場合 
  木の下に火があるという形は、木が燃えてしまうことになります。燃えてしまっては何も
  残らないので、これも悪い組み合わせです。交通事故などには注意することです。
  この組み合わせの人は、火の性のところで説明した通り、火が名前の下にありますので
  多情です。理性に富んでいるのですが疑い深く、しかも短気です。
  この多情で身をこがすという性格は女性の場合、特に甚だしく現れますので避けるべきです。

  男の名前では、光男・康隆・紀男などで、女性では、喜代・君代・加代・などです。



 木と水の場合 
  水は木にそそぎ成長をうながすものですが、木が水の上にあったのでは流されるか
  根が腐ってしまいます。これも事故のおそれがある凶の組み合わせです。
  この組み合わせの人は温厚で、才略があるのですが活動力が欠けてきます。

  男の名前では、康文・国博・義武・などで、女性では久美・弘美・キミ・クミ・などです。




● 悪い組み合わせ (その三)

 金と水の場合 (水・金も同じ)
  金と水では、どちらが上下になっても金が沈んでしまいます。そして金属は錆びることに
  なるので悪い組み合わせになります。よって事故・ケガに要注意です。
  この組み合わせの人は才気・才略はあるのですが、苦難がつきまといます。疑い深い性格
  ですが活動力はあるでしょう。
 
  男の名前では・・・博則・武史が水と金。 昭芳・正文・俊夫などが金と水の組み合わせ。
  女に名前では・・・敏子・博子が水と金。 晴美・清美・照美などが金と水の組み合わせ。

 
 
 
 土と水の場合
  土と水はこれを混ぜると溶解します。さしずめ「カチカチ山」のドロ舟のようなものです。
  交通事故や暴漢におそわれる暗示のある凶の組み合わせです。水と土の場合も同様に
  考えてよいでしょう。この組み合わせの人はひねくれ者が多く、意地悪です。
 
  男の名前では一敏・裕明・友文などで女の名前では由美・栄美・映美などです。



 水と火の場合
  水と火は相反する性質のものであることは説明するまでもないでしょう。水は火を
  消しますし、水は火によって蒸気になって消えてしまいます。この凶名を持った人は
  意外と多いので困ったものです。
  この組み合わせの人は劇烈な活動力を持っており、勇気がありますが、性質が粗暴
  になり、鉄火肌です。女性の場合は男性的になり、おとこまさりになります。
  自分から事故をひきおこす凶名ですから注意をおこたってはいけません。

  男の名前では繁男・武男・文郎・保男など。女の名前ではマリ・美智・美智子などです。


 
漢字の五気
名前に使用されやすい漢字の五気を性別に記載します。
出生届は当用漢字、人名漢字のみを使用します。次に揚げた漢字のなかには、これ以外のものも含まれて
いますから、ご注意下さい。
 
木の性(音読のカキクケコに属する字)
 
口 五 加 可 火 圭 佳 嘉 角 岩 歌 外 夏 丸 我 果 会 官 活 関 

寛 
貫 下 海 河 間 戒 回 快 灰 格 家 巻 和 雅 九 岐 喜 己 義 牛 

欣 
金 銀 泣 気 経 共 休 吉 起 希 機 鬼 教 帰 球 求 詰 号 椅 暁 

旭 
宮 久 君 薫 勲 刑 形 慶 京 恵 啓 敬 源 原 元 軽 謙 健 建 芸 

御 
憲 賢 堅 券 彦 桂 顕 月 公 工 呼 紅 行 降 弘 好 根 幸 江 合 

戸 
甲 語 吾 功 巧 光 孝 考 宏 高 後 具 魚 后 湖 胡 剛 今 広 興 

晃 
浩 貢 庫 厚 幾 結 径 駒 研 究 康 穀 潔 頑 故 固 現 強 酷 極 

季 
画 寒 観 絵 開 括 華 花 学 検 験 宜 技 会 か き  く  け こ カ 

 ク ケ コ(濁音も含む) 

火の性(音読のタチツテト・ナニヌネノ・ラリルレロの属する字)
 
丁 大 太 中 日 六 丹 代 汀 冬 立 田 斗 天 竹 年 土 令 里 豆 良 
 
男 利 同 列 直 烈 治 肋 忍 奈 南 弟 池 地 流 忠 通 途 留 着 律 
 
徒 桐 湯 店 乱 老 欄 呈 定 長 貞 緑 待 郎 朗 展 哲 朝 投 亮 凋 
 
連 蓮 兆 徹 鉄 頭 堂 伝 動 泰 退 知 知 智 童 沢 滝 竜 徳 提 落 
 
袋 都 単 貯 領 能 隆 渡 稲 浪 桃 頼 礼 玲 怜 栗 断 林 到 張 茶

電 
雷 淡 体 隊 態 澄 篤 理 達 登 稔 重 典 梯 悌 俤 団 道 値 楼

潮 
練 諒 蘭 敦 諚 羅 藤 麗 伶 た ち つ  て と な に  ぬ ね  の ら 

り る 
れ ろ (片仮名・濁音も同じ)

金の性(音読のサシスセソに属する字)
 
人 千 川 山 上 少 小 女 子 才 丈 仁 日 巳 二 三 四 七 十 夕 升 
 
市 士 史 氏 主 失 生 世 左 矢 石 出 司 水 全 正 示 成 赤 青 札 
 
色 児 式 砂 沙 宗 招 尚 召 守 昌 晶 早 村 秀 臣 如 至 而 次 自 
 
寺 糸 杉 松 爽 俊 信 奏 春 甚 秋 津 陣 相 省 新 親 修 脩 時 性 
 
特 枝 姓 政 舟 紫 柴 者 船 実 妻 姉 淳 清 順 純 晴 西 星 象 像 
 
諒 醇 進 設 準 静 若 初 粗 租 神 伸 晋 森 作 助 條 車 乗 朱 珠 
 
取 社 善 送 紙 積 績 施 声 蔵 造 城 誠 節 食 寿 勝 桑 想 思 穂 
 
瑞 修 習 淑 接 聖 昭 照 章 彰 昇 産 息 殺 斉 前 庄 浅 吹 泉 辰 
 
直 倉 承 丞 滋 策 盛 崇 慈 膳 嗣 さ し す せ そ (片仮名・濁音も同じ)

水の性(音読でハヒフヘホ・マミムメモに属する字)
 
八 亡 木 氷 平 白 百 父 母 夫 万 方 未 名 付 目 不 文 北 半 分 
 
兵 門 妙 乏 伏 民 巴 凡 皮 比 芙 別 邦 売 買 品 風 波 毎 梅 明 
 
芳 美 表 武 法 命 勉 保 苗 配 貧 附 符 歩 婦 敏 茂 繁 辺 病 峰 
 
備 面 馬 眉 猛 孟 報 富 味 妹 浦 甫 宝 復 腹 浜 満 砲 抱 泡  
 
府 晩 霧 挽 放 豊 莫 模 部 服 麻 魔 被 評 批 閉 眠 粉 尾 飛 忘 
 
防 坊 奉 棒 俸 編 扁 変 米 番 蕃 俵 柏 拍 汎 睦 俳 非 判 牧 拝 
 
封 楓 舞 訪 併 鵬 悲 聞 譜 夢 福 副 剖 (平仮名・片仮名を含む)

土の性(音読でアイウエオ・ワヰウヱヲ・ヤイユエヨに属する字)
 
一 也 友 有 因 永 用 冶 幼 羊 安 羽 衣 員 委 哀 愛 温 音 英 勇 
 
要 映 瑛 央 由 伊 祐 佑 侑 郁 王 洋 陽 印 育 野 悠 鋭 容 偉 余 
 
夷 演 寅 優 以 屋 円 雄 飲 養 往 意 億 遊 宴 園 苑 縁 嬰 謡 遙  
 
案 雨 庵 恩 運 誉 耶 営 栄 翁 陰 横 穏 裕 曜 葉 夜 遠 阿 亜 予 
 
与 話 応 和 邑 逸 唯 惟 於 艶 異 位 威 悦 影 楊 曳 詠 依 益 役 
 
越 易 延 媛 援 郵 様 庸 翼 悪 鶯 衛 (平仮名・片仮名を含む)


五気の組み合わせ
五気の組み合わせが良好か不良かによってその人の性格や健康を左右することになります。
 
今日までの姓名学では、この問題はほとんど研究されず、たんに陰陽の配列と、画数の吉凶にのみ
頼っていたようですが、姓名学の重要性はむしろこの五気にあるといってよいのです。もちろん配列も
画数も軽視することができませんが、これだけでは性格や健康を鑑定することもできませんし、良好に
することも不可能なのです。
 
運勢がどんなに良くても性格や健康に欠点が多くては決してほんとうの幸福とはいえないでしょう。
この意味からいっても五気の組み合わせを十分に知っておかなければ良好の名前をつけることは
不可能なのです。
 
分かりやすくいいますと、五気の木・火・金・水・土は前にも述べたように、易学でいうと木星・火星・
金星・水星・土星などの星をさしているのではなく、
は樹木を、は燃える火を、は大地の土
は金属を、は液体の水を、を示しているのです。
 
この組み合わせの良否は天地自然の理から判断して頂ければ、簡単に理解ができることで決して
むずかしい事ではありません。


良好・不良の五気の組み合わせ(その1)
木ー土
樹木はすべて土に根を生やし、土の上に成長するものですから、この組み合わせは良好となります。
これが上下あべこべになりますと、樹木は土に埋もれて生長することができません。
 
木ー土の組み合わせは良好で、土ー木の組み合わせは不良であることは理の当然といえるでしょう。
 
火ー木
火は燃えることに価値があるのですから、火の下に木のあることは火勢を強くすることであり、これも自然の
理にかなったことで、この組み合わせも良好です。しかし、これが反対になって、
木ー火となりますと
木は火によって燃え尽き、たちまち灰になってしまい火の生命も短命となることは分かりきったことです。
したがって、火ー木の組み合わせは良好であって、木ー火の組み合わせは不良となります。
 
金ー水
金属は水に浮くことはできません。この場合、水より軽い金属は例外で、世間一般に常識でいう金属を指します。
これが反対に、
水ー金となりますと、金属は金属の役目を失い、やがては錆びてしまうでしょう。
この意味からも
金ー水、水ー金はどちらも組み合わせ不良となります。


良好・不良の五気の組み合わせ(その2)
金ー土
金と土との関係もすぐ判断ができるでしょう。土ー金も同様です。たとえ土に腐蝕しない大判・小判で
あっても土に埋もれた宝であっては何の役にも立ちません。この意味からも、
金ー土・土ー金
組み合わせは不良となります。
 
金ー木
建築物、家具などすべて金属と木材の両用によって造作されるものです。この組み合わせが悪かろう
はずはありません。したがって
金ー木・木ー金の組み合わせは良好といえるのはこれまた理の当然でしょう。
 
火ー水
この組み合わせの悪いのは誰にでもすぐわかることで、もちろん反対の水ー火同じことです。
このようにして一般的常識で判断していけば、組み合わせの良否は誰にでも簡単に理解できることなのです。
前に述べましたように同じ五気の重複は不良ですが次の組み合わせも不良となります。
 
組み合わせ不良
火ー水 ・ 水ー火 ・ 水ー金 ・ 金ー水 ・ 土ー金 ・ 金ー土 ・ 土ー水 ・ 水ー土    
木ー水 ・ 水ー木 ・ 木ー火 ・ 木ー木 ・ 火ー火 ・ 金ー金 ・ 水ー水 ・ 土ー土
 
 
組み合わせ良好
火ー木 ・ 火ー金 ・ 木ー金 ・ 金ー木 ・ 火ー土 ・ 土ー火 ・ 金ー火 ・ 木ー土
 
五気の組み合わせ不良の名前を持つ人は次のような不利を生じますから警戒を要します。
性格的に欠点が多く、短気粗暴・無口陰気・優柔不断・中途半端・疑心・嫉妬心、深く健康的には持病、
不治病、事故、怪我多く医薬による効果少なく再発をさけることはむずかしくなります。
五気重複のものは非業死や不具となること多く最悪といわねばなりません。

一字名の五気
一字名の五気は、これを重複としてみます。
たとえば、清・忠・宏・明・裕・などの一字名ですと、清は音読みでセイですから金の性が金金と重複し
忠は音読みでチュウで火の性の重複ということになるのです。
 
忠・・・・・・・・火・火 の重複とみる。
 
宏・・・・・・・・木・木 の重複とみる。
 
明・・・・・・・・水・水 の重複とみる。
 
裕・・・・・・・・土・土 の重複とみる。
 
ただし、二字名の重複より、その影響はやや減少します。しかし陰陽の配列の項で説明しましたように
一字名は奇数なら陽陽、偶数なら陰陰なりますし、またいま、ここで説明しましたように、五気も重複する
ことになりますから、一字名は決して良好というわけにはいきません。二字名前が基本的な形であるゆえんは
ここにあるのです。良好の名前をつけようとするならば、姓はどうであろうと、名前だけは二字名にするのが
最も良い結果が得られることになります。


三字名の五気(良好)
三字名でも、良好の名前はつけられますが、これは五気の組み合わせ方があって、すこしむずかしくなります。
三字命の五気の組み合わせは、二字名の組み合わせが基礎となります。説明を分かりやすくするために
一番下の三字目を三。として説明しましょう。三字名の最良の組み合わせは、一と二が良、二と三も良
一と三も良、という形です。
 
最良の組み合わせ
 
火 金 木 ・ 火 木 土 ・ 火 木 金 ・ 金 火 木
 
良好の組み合わせ
 
火 金 火 ・ 火 土 火 ・ 金 木 土 ・ 金 木 金 ・ 金 火 金 ・ 金 火 土
 
木 土 火 ・ 木 金 木 ・ 木 金 火 ・ 土 火 木 ・ 土 火 金 ・ 土 火 土



三字名の五気(不良)
組み合わせ不良とは
三字名の五気の組み合わせは、二字名の時より面倒になりますからよく覚えて下さい。
もちろん二字名の組み合わせが理解できた人にはやさしいことですが、うっかりすると
不良の組み合わせになりやすいのです。

一言で解りやすくいいますと、隣り合った二字の五気が組み合わせ不良になっては
いけないということです。一と二の組み合わせが良好でも、二と三の組み合わせが不良では
いけないのです。また一と二の組み合わせが悪ければもちろん不良であり、これはすぐに
気のつくことです。

三字とも同じ五気が重複すれば最悪の組み合わせとなり、二字名の重複よりも
その影響は当然倍増します。
 
組み合わせ不良の例
火火火  木木木  金金金  水水水  土土土  金金木  木金金  金金火 
火金金  木土金  金木火  金土火  木土木  土金木  木火金
 
(注意)
水の性は二字名、三字名のどこにあたっても五気の組み合わせ不良となりますから
絶対と言って良いほど避けて下さい。
使って使え無いことはありませんが、専門家以外の人には危険性があります。
 
亮太郎(火火火) ・ しず枝(金金金) ・ きく江(木木木) ・ ひふみ(水水水) ・ 
あやえ(土土土) ・ みち子(水火金) ・ たみ子(火水金) ・ みさ子(水金金) ・ 
すみ子(金水金) ・ みき子(水木金) ・ みえ子(水土金) ・ えみ子(土水金) ・ 
まゆみ(水土水) ・ なおみ(火土水)
 
以上のような組み合わせは健康的にも性格的にも、また事故怪我などの多い点から
いっても最悪の組み合わせとなりますからさけなければなりません。
 
また同じ字が重複しても五気の重複と成りますから用心して下さい。
これは分かり切ったことですが、ずいぶん沢山に使用されているようです。
 
奈々子(火火金) ・ 七七子(金金金) ・ モモ子(水水金) ・ すず子(金金金) ・ 
千千男(金金火) ・ 多多雄(火火土) ・ ルル子(火火金) ・ ミミー(水水) ・ 
加賀雄(木木土) ・ 日日雄(金金土)など。



姓の五気
漢字でも仮名でも文字はすべて五気をもっているのですから、姓の漢字も当然五気をもっています。
 
姓の五気は、なんの影響もないかというとそうはいきません。名の五気ほど顕著ではありませんが
やはり影響がありますから、この点も考慮に入れて名前をつけなければなりません。
前にも述べましたように、姓は赤ん坊が生まれる以前から決まっている場合が多いのですから
この姓に合うように名前をつけます。(ペンネーム・雅号・芸名・などは、あとから姓も名もつける場合が
多いので、これは全部の五気を考慮しなければなりません)
 
分かりやすく言えば、姓の五気は先天的なものであり、名の五気は後天的なものともいえます。
昔から、「氏(うじ)より育(そだち)」ということわざがありますが、姓名の場合もこれにあてはまります。
氏というのは生まれる以前からの姓のことであり、育はその成育の環境をさしていますから後天的
なものであって、名にあてはめることができます。
 
すなわち、姓よりも名が大切であると解釈してもよいでしょう。簡単にいいますと、名前の五気の
組み合わせの悪い場合には、姓の五気も影響する。
 
名前の五気の組み合わせが良好の場合には姓の五気は影響なし、ということです。
影響なしというよりも、名前の悪い時には悪い方へ、良いときには良い方に影響するものとみてよいでしょう。
 
   木   木  木
  源  義  経
   13  13  13
 
源 義経の例をとってみますと、義経の五気は、木木と不良の組み合わせです。したがって姓の「源」と
悪い方に影響しますから姓名全部が、木の重複となります。そのうえに、画数は三字とも13画ですから
姓名全部が陽となります。そして、人数=26画凶。外数=14画凶。地数=26画凶。総数=40画凶。
となっています。これを鑑定しますと、
 
運勢健康その他すべて片寄り、親子、夫婦、兄弟の縁うすく、早くより生別死別(名頭13画)幼少より
逆境に成育し、順調の時があっても長続きせず、性格は活動力、積極性、決断力あれど理性的にやや
欠け自己心強く猪突猛進し他の不評、不信を招き、被害を受けること多し、そのため一時は天下を
制するも下降線をたどれば再起を望めず、また非業死はさけられず。というになります。
 
名前の木木の不良に姓の木が重なって、最悪の名前となるわけです。このように、名前の五気の
組み合わせの悪いときには、姓の五気も悪い方に影響するものとみてよいのです。
 



五気一音信

 五気の配列の悪い例を説明しましたが、もう一つ最も悪い配列があります。
 それは「五気一音信」といわれるもので、姓も名も全部が同一性の場合です。

            (音読)
 吉見幸久・・・・・・キチ・ケン・コウ・キュウ・・・・・木・木・木・木
 滝沢直治・・・・・・タキ・タク・チョク・ヂ・・・・・・火・火・火・火
 安永由雄・・・・・・アン・エイ・ユウ・ユウ・・・・・・土・土・土・土
 石川昇市・・・・・・セキ・セン・ショウ・シ・・・・・・金・金・金・金
 坂本芳明・・・・・・ハン・ホン・ホウ・メイ・・・・・・水・水・水・水

 このような姓名は大凶悪で、軽くても不治の病が発病するか、刑罪にかかるか
 重いときは非業の死をとげるか短命になります。

 このことは、よく覚えておいて姓が石川・坂本・などのように、同一の性が重なっている
 人は間違っても子供の名前に、同じ性の字を持ってこないようにして下さい。
 
 同一の性の字が組み合っている姓は、おもなものに次のようなのがあります。
 木・木の姓
 吉原・君原・江原・河原・古賀・菅原・宮原・関口・関根・高橋・谷口・江口・河口
 原口・古河・古橋・古谷・吉見・吉岡・古岡など。

 火・火の姓
 内田・大沢・太田・大竹・長田・沢田・田沢・田代・島田・多田・田中・土田
 内藤・中里・中島・中沢・長沢・藤田・藤沢・柳沢・滝沢・滝田など。

 土・土の姓
 奥野・伊野・岡野・永野・矢野・宇野・安永・友永など。

 金・金の姓             
 青山・赤松・秋山・浅井・新井・新山・石井・石川・市川・上村・小川・川上・川井
 川村・小出・小西・小松・小山・清水・杉山・西村・成瀬・西山・早川・松村・村上
 森川・山川など。

 水・水の姓
 福本・畑本・服部・武部・坂部・門部・馬場・坂本・武本・武末など。

 以上あげた姓の人は、名前には同じ姓の字を一字たりとも使わないようにして下さい。
 このことは呉々も注意するように。また、同じ性の字が姓と名に三ツ以上ある人には
 改名をお薦めします。

 


五気と病気
前に五気による性格について説明しましたから、ここでは五気と病気について述べます。
 
人間は誰でも病気をします。一生涯、一度も病気をしないで過ごすことは困難といってよいでしょう。
胃腸の弱い人、肺や心臓や肝臓の病気をする人、婦人病や糖尿病、目、歯、痔、神経系の病気をする人各人
誰でもいろいろな病気をしますが、これも統計的に五気の組み合わせによるものとみることができます。
では五気は何を示しているのか、それから説明しましょう。
 
の性は・・・・・・・・胃腸その他消化器
の性は・・・・・・・・脳、血圧、心臓他
の性は・・・・・・・・呼吸器系、目、神経系他
の性は・・・・・・・・腎臓、婦人病他
の性は・・・・・・・・筋肉系、下腹部の病気他
 
これらの病気は五気の組み合わせが不良ですと、持病、不治病となったり、急激に発病して生命の危険を
生じたりします。また名前からきている病気ですから、医薬では根治することは困難で、一時快癒したように
みえても再発することが多くなります。
 
五気の組み合わせが良好ですと、たとえ発病しても軽くすみ、また医薬の効も早くなります。
健康長寿を保つには五気の組み合わせは絶対に良好にしなければなりません。
 
たとえ名誉、地位、財産、長寿に恵まれたとしても病気であっては、ほんとうの幸福とはいえません。
人の病気を治療するのが医者のつとめでありながら、その医者自身が病気で悩んでいるなどという
例が沢山あります。
いかに医者とはいえども五気不良からくる病気をさけることは困難です。



【 五気組み合わせ不良と病気 】

  悪い組み合わせの五気についていろいろ説明してきましたが、いずれも・木・火・土・金・水の
  組み合わせの中で、自然の摂理にかなっていないものばかりでした。
  自然の摂理にかなっていない不自然ということは、不運や事故の暗示だけでなく、身体の不調
  つまり病気にかかりやすいことも暗示しています。それでは五気と病気について説明しましょう。


 木の性は消化器・胃腸病・肝臓病・にかかる
  木−火。木−水。木−木。土−木の組み合わせの人は胃腸・肝臓系の病気にかかりやすいので
  注意しなければなりません。



 火の性は脳・血圧・心臓・にかかる
  火−火。木−火。水−火の組み合わせの人は脳(ノイローゼ)・心臓・眼病にかかりやすいので
  要注意です。強度のノイローゼで自殺した太宰治や芥川竜之介は名前が火−火の組み合わせです。
  中年以後の人はアルコールによる脳・眼・心臓の弊害に対して、酒を禁じなければなりません。
  の性に関わる悪い組み合わせの名前をご主人に持つ奥様は、よく心得ておいて下さい。


 土の性は筋肉系・神経痛・ガン・になる
  土−土。土−木。土−金。土−水の組み合わせの人は神経痛・ガン・婦人病に注意しなければ
  なりません。土は水と同様、冷えるものです。
  女性の名前に土または水の性を持つ人は冷え症となって婦人病にとりつかれ易いので要注意。



 金の性は呼吸器・痔・歯・眼の病気・になる
  金−金。土−金。金−水。水−金の組み合わせの人は呼吸器系統の病気(結核など)・痔
  眼病などにかかりやすいので気をつけることです。



 水の性は心臓・腎臓・冷え症・婦人病・になる
  水−水。土−水。木−水。水−火。水−金の組み合わせの人の性独特の冷え症が多いので
  特に女性はご注意下さい。男性の場合、心臓を特にやられますので要注意です。
        
 


五気と職業
五気の組み合わせによって、その人の性格が分かるのですから、当然その人の職業も分かることになります。
父が自分の職業を長男に受け継がせたいと思っても、長男はぜんぜん別の道へ進むことがあります。
「親に似ぬ子は鬼っ子」だなんていいますが、これも五気の組み合わせが、そうなっていけば仕方のないことです。
 
これを知らずに子供に無理に押しつけてみても決してうまくいくはずがありません。せっかく苦心して築き上げた
親の名声や地位を伜の代になって元も子もなくしてしまう場合も世の中には沢山あることです。しかし考えてみれば
親が子供にそのような名前をつけたのが失敗で、親のも十分責任があり、子供のせいにばかりするのは、子供に
とっては迷惑ともいえるでしょう。この点も親たるものはよく考えて名前をつけなければなりません。
 
ではその職業について述べましょう。
 
木の性性格が明朗快活ですから、人と接しても陰気な感じを与えることが少なく、社交性もありますから
この方面の職業に向きます。木土の組み合わせの人は、同じ会社であっても、事務系よりも社交系の方が
適します。木金金木の人は事務系統にも向きます。
 
火の性男性的で、木の性の人より活動家です。鉄火肌の面もありますが、やや短気になりがちですから
事務系や社交系より土木建築や、人を引きずっていくような仕事に向きます。火木・火金・火土などの組み合わせ
なら最も適当といえます。また政治家、自衛官、団体の指導者などにも向きますが外交官には適しません。
外向的な仕事なら土火の方が向いています。
 
金の性神経が鋭敏で感情的ですから、文筆を業としたり、技術的な仕事に適します。作家、作曲家、
詩人、学術方面(理論家、科学者、医師等)技術方面の仕事には金木・金火など最適といえます。
芸能方面にも向きますが、俳優などは社交面もよくしょうと思えば、木金がよいでしょう。土火・火土・木土なども
その役柄によっては適当となります。
 
水の性この五気は前にも述べたように、よほど注意しないと危険性がありますから使用しません。
しかし感情的に冷静で鋭敏、頭脳的ですから政治家や科学者などに適しています。
 
土の性五気のうちでもっとも社交的ですからこの方面の職業には何でも向きます。
土火・火土
の組み合わせなら外交官、社交場関係の仕事などが適業となります。その反対に細かい神経の
使うような仕事には不適当の五気ともいえるのです。ですから作家、作詞、作曲家、技術家には不利となります。
 
どんなに熱心に勉強したり努力しても、どうしても上達しないとか、好きになれないという仕事なり職業は
その原因が五気の組み合わせからきている場合が非常に多いのです。
 
五気を理解することによって、自分の性格や病根、適業なども自分で知ることが出来るのですから
つねに反省したり、用心したり、いろいろの役に立つものです。



五気の二つに属する字
(土・木) (火・金) (火・金) 仁(火・金) 恵(土・木) 
 
などの字は、五気の二つに属していますが、これは各自の生年月日によって、そのいずれに
属しているかを決定します。生年月日は姓名学でも、たいへん重い役目をもっていて、それを
ここで説明することは、とても困難なことですし、煩雑になりますので省略します。
 
しかし、なぜ生年月日が重要か?ということを分かりやすくいいますと「同姓同名は、どうなるのか?
中曽根康弘、小泉純一郎なら誰でも首相になれるのか?石原裕次郎、吉永小百合ならみんな有名な
俳優なれるのか?」という疑問が誰にでもあるはずです。
 
今日までの姓名学では、残念ながら、この問題は解決されていませんでした。ここで生年月日が
モノをいうことになるのです。私は断言します。「同じ両親から、同年、同月、同日、同時刻に生まれた
同姓同名の子供なら、百人が百人、かならず首相にもなれるし、有名な俳優にもなれる」と。
 
しかし、こんなことは、絶対ありえないことです。同姓同名が百人あっても、みんなその生まれた
年月日は違っているでしょうし、両親の名前もちがうでしょう。また、祖父母、兄弟、姉妹なども
みな異なっているはずです。両親や、兄弟の名前が悪ければ、やはり、その子供や兄弟にも影響
するのは当然のことです。ここに生年月日の神秘性と姓名との関連性があるのです。
 
親子、兄弟、姉妹、家庭全部の名前がよければ一家は平穏無事、繁栄、健康、長寿など、すべて
欠けることのない理想的なものになるでしょう。生年月日に適した名前をつけることが、姓名学では
とても重要なことです。
 
五気は季節をあらわしていることは、前にも説明しましたね。名前はすべて、この五気に合った名前を
つけなければなりません。
 
春に生まれた人、夏に生まれた人、みなそれぞれに適当な名前があるのです。
 
これについて、ちょっと面白い話をしましょう。
私があるとき友人の子供の性格を鑑定したことがありました。もちろん、陰陽の配列、画数、五気、
生年月日などによって鑑定したのですが、どうもその結果は、あまりよく当たらないらしいのです。
 
らしい・・・・・・・というのはおかしいですが、とにかく友人がちっとも感心しないで「やはり姓名学なんて
当てにならんよ」というような顔をしているのです。私はすこし癪にさわったので、いってやりました。
「おい、君、生年月日が出鱈目だろう」って。そしたら彼は頭をかきながら、「そのとおり、なんだよ。
実はね、2月29日に生まれたもんでね・・・・・4年に1回しか誕生日がないんじゃ、子供が可哀想じゃないか。
だから届けを一ヶ月おそく3月29日生まれ、ということにしたんだよ」という話なんです。
 
こういったケースは、世間に沢山あることでしょうが、これはまことに困ったことです。
これは生年月日と姓名とが、いかに密接な関係があるか、という一つの例にすぎませんが、
2月29日生まれは、親も子供も、そして姓名学上からも困ったことだと思います。
 
12月31日生まれの赤ん坊は、おそらく、一月元旦生まれで届けられることでしょうが、生年月日
だけは子供のもっとも大事な一生の記録なのですから、やはり、できることなら、間違いの無い
記念日にしたいと思います。2月29日が3月1日や2日なら、まだよいのですが、友人のように
せめて誕生日の29日だけはそのままにしておきたい、という親心が、まる一ヶ月も狂わしている
のですから、ちょっと珍しいことかも知れません。




 【二つの五気を持つ漢字】

 日(火−金) ・ 石(木−金) ・ 会(木−土) ・ 地(火−金) ・ 如(火−金)
 汝(火−金) ・ 児(火−金) ・ 杜(火−金) ・ 豆(火−金) ・ 定(火−金)
 泄(土−金) ・ 皇(木−土) ・ 茶(火−金) ・ 娘(火−金) ・ 恵(木−土)
 株(火−金) ・ 耗(木−水) ・ 率(火−金) ・ 痔(火−金) ・ 紬(火−金)
 着(火−金) ・ 楽(木−火) ・ 漁(木−火) ・ 緒(火−金) ・ 直(火−金)
 憧(火−金) ・ 鎌(木−火) ・ 仁(火−金) ・ 壬 (火−金) ・ 図(火−金)
 若(火−金) ・ 絵(木−土) ・ 稔(火−金) ・ 人(金−火) ・ 惇(火−金)
 槙(火−金) ・ 慧(木−土) ・ 質(火−金) ・ 綸(木−火) ・ 亘(木−金)
 柔(火−金) ・ 蛇 (火−金) ・ 黄(木−土) ・ 椎(火−金) ・ 行(木−土)
 然(火−金) ・ 滉(木−土) ・ 爾(火−金) ・ 頭(火−金) ・ 回(木−土)
 弛(火−金) ・ 値(火−金) ・ 椎(火−金) ・ 反(水−火) ・ 和(土−木)
 穣(火−金) ・ 女(火−金) ・ 斡(土−木) ・ 惇(火−金) ・ 二(金−火)
 景(木−土) ・ 綸(木−火) ・ 忍(火−金)

 麿(水−火・・国字)



 【三つの五気を持つ漢字】

 柚(火・土・金)・・・・チク・ユウ・ジク